大野弁吉ライターの贋作?それも19世紀の英国で作られた。

 
長い間、平賀源内が作ったライターという事で有名だったライター。 このライターは、世界の喫煙具コレクターの間で”Gennai lighter”(源内ライター)とか”Walnut”(ウオルナッツ)と呼ばれていた。

しかし、たばこと塩の博物館の半田さんの研究のおかげで、19世紀に金沢のカラクリ師、数学者として有名だった大野弁吉(1801〜1870)が作ったと判明した。以降「弁吉ライター」と呼称が変わった。

その弁吉ライターと同じ作りのライターを英国の友人が持っている。1868年に英国のシルバースミス、Henry William Deeによってつくられた。素材は925シルバーでアウターケースは鏡面仕上。
アンティーク喫煙具のバイブルであるブライヤン&メイのカタログに掲載されているものだ。整理番号は1158で227ページ。実にいい。欲しい。

幕末の細工師が作った携帯用ライターを英国の職人が真似をして作ったライターがあることは驚きだ。噂には聞いていたが、実際に友人が入手したので、次回英国に行った折に見せてもらうことにした。