パイプたばこ

サミュエル・ガーウィズ

Samuel Gawith's

18世紀中頃、スコットランドのグランビア地方では火薬製造に従事する人が多かった。1792年、スコットランド人のトーマス・ハリソンは、火薬製造機械を改良し、湖水地方のケンダルでスナッフたばこの製造を始めた。その後、19世紀中頃にトーマス2世の娘と結婚したサミュエル・ガーウィズに事業が引き継がれる。当時のイギリスはパイプたばこの全盛期を迎え、サミュエル・ガーウィズもパイプたばこの製造を開始した。現在もS.G.のたばこ工場は、ケンダルの街の中心に流れているケント川の側にある。工場背後の丘の上には古城がある。その古城は「コモンウェルス」のフロントフェイスの絵がかけられている。現在残っているブレンドのほとんどは1900年代の初頭に作られたもので、名物「ロープたばこ」の製造も200年以上前の機械をいまだに使用している。イギリスで最も歴史あるパイプたばこの製造会社サミュエル・ガーウィズには、先人が築き上げた伝統が脈々と受け継がれている。

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